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 2011年東京大学理系数学入試問題分析

【問題】
 
第1問  第2問  第3問  第4問  第5問  第6問

【総評】
 第1問は、東大らしからぬ平易な問題です。ただし、(2)の最大値を求めるときには少し工夫が必要です。(1)の
 誘導にのっかってそのまま計算すると大変なことになります。第2問は、「東大らしい」問題。まず、問題の意味を解
 釈することから始めます。(3)については、具体的数値を用いて実験してみないと見えてこないです。第3問は、超
 ヘビー級の計算問題です。手が疲れます。第4問については、第1問同様に平易な問題。軌跡の限界に注意すれ
 ばOK! 第5問は、(1)は平易だが、(2)(3)は本質を見抜く力が要求される良問。東大らしいです。
 第6問は、(1)が得点源。(3)は工夫して計算しないとタイムオーバーになってしまいます。

 では、一問一問ていねいに分析していきましょう!!         


 第1問
 
 【ポ イント】
  この問題はどうしても得点しておきたい問題であるが、(1)の結果をそのまま用いて(2)を解いていくと、トンデモ
  ナイ計算になってしまう。模範答案を参考に! または、△PQRが直角
二等辺三角形のときに面積が最大にな
  ることは明らかなので、そこから解いてもいいでしょう。

 


  第2問
 
 【ポイント】
  (1)(2)は文理共通の問題。問題の解釈さえ出来れば解ける。(3)が理系の勝負問題でしょう。3/5など・・・・
  具体的な分数で考察してみると方向性が見えてきます。「抽象的問題は、具体的考察からスタートして問題の趣
  旨を把握する→抽象的問題に適合するように論証を組み立てる」ですネ。

 
 


 第3問
 
 【ポイント】
  毎年出題される、超計算量の多い問題。置換積分等、根気よくやっていくしかない。東大の理系に進学すれば、
  この程度の計算は授業の中でも当たり前。東大を受験する以上、普段から計算力はつけておいて下さい。

 
 
 


 第4問
 
 【ポイント】
  軌跡の問題。パラメータの消去とともに、軌跡の限界を求めることがここでのテーマ。この限界を求めるにあたっ
  ては、「2次式絡みの交点問題」ですから、解と係数の関係が見えてきます。あとは、αとβが実数であることか
  ら、実数解条件で処理すればよいでしょう。この問題も完答したいですネ。

 
 


 第5問
 
 【ポイント】
  まず問題の趣旨を把握するため、与えられた条件を単純化する作業が必要です。つぎに、単純化した条件から
  各設問を処理していくわけですが、このときグラフを描いて視覚化すると見えてきます。
  この問題も、まさに東大らしい問題です。

 
 
 


 第6問
 
 【ポイント】
  小問(1)は普通の定義域移動型の最大最小の問題。ここはとるべし。小問(2)は「すべての・・・について〜が存
  在する」ということを、グラフできちんと把握することが最大のポイントです。(3)は工夫しないと計算が面倒になり
  ます。この問題も東大らしい良問ですネ。

 
 
 
 
 2011年度の入試分析はこれで終ります。
 よく生徒さんから、「東大対策はどうすればいいんですか?」との質問を受けます。そのときに答えるのは「抽象的
 な事柄を図やグラフなどで具体的にイメージし、それを再び抽象的世界に戻す練習を重ねることです」と・・・・
 そのためには、東大過去問を徹底的に解くこと! これに尽きるんじゃないですか。
 「Net@数学予備校」のネットライブ授業でもここにこだわって授業をしています。是非体験してみてください!!
                                                 (解答解説:山口)  

 
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