トップページ>2010センター数学分析 2010年度 センター数学TAUB問題分析1. 数学TA センター数学TAの平均点の推移は以下のとおりです(小数点以下四捨五入)。
2010年度の平均点は見ていただいて分かるように、きわめて低い点数となっています。この10年間でも突出して 低かった2007年度よりもさらにマイナス5点ですね。 昨年と比較すると、なんとマイナス15点です。 数学TAのあとに数学UBを受験する関係上、このTAでのショックをそのまま引きずってUBもやられてしまった 生徒が少なからずいたようです。UBは易化したにもかかわらず・・・・・ これが原因で大幅に志望校を変更せざるを得なかった受験生は多いと聞きます。 ![]() では、なぜセンター数学TAの平均点は下がったのか? →ズバリ! 第3問の「三角比・平面図形」と第4問の「確率」で足をすくわれたからです。 そこで、このコーナーではこの2問に絞って、今年のセンター数学TAを徹底的に分析していきます。 みなさんは、まず問題を解いてから解答解説を見るようにしてください。そうすれば、自ずとセンター試験出題者 の意図が透けて見えてくることと思います。 それでは、まず「第3問」の問題を見てみましょうか。 日頃から生徒さんに言っている「センター数学の極意」は以下のとおりです。
この第3問については、まさに@〜Bがすべて当てはまった感じですね。 とくに問題の流れに沿って多くの直線を引いていかなければならなかった今年の問題は、Aがポイントだったと 思います。 「作図=フリーハンドで大きく正確に!」 これさえ出来ていれば、円の半径を問う【ア】、角度の大きさを問う【ニヌ】や【ネノ】も推理できたんじゃないでしょ うか(もちろん推理は最終手段ですが・・・)。 では、第3問をネットライブ授業で使っている黒板で解答解説していきます! ![]() (1)は、なんといっても「三角比の定義」ですよね。 easy! easy! なんですが、これが意外と出てこない人が多い んです。センターでは特に気をつけましょう。 「お得意の誘導」もしっかりと頭にすり 込んでくださいね。 ![]() 円はセンター数学では超頻出です。外接円・内接円・円周角の定理・接弦定理・方べきの定理など・・・ 必ず準備しておいてください。 また、相似にも気をつけるように! ![]() B、T、Sが一直線上に並ぶ! これがまさにセンター数学の「誘導」の典型でしょう。 (2)で求めるtanの値と(3)の前半で求めるtanの値が一致するというこの「誘導=出題者の意図」を読み取るこ とが、センター数学を得意にするポイントとなってきます。 どうです? この問題で多くの生徒さんがパニックになったということは、いかにセンター数学特有の「誘導」 「具 体化」・・・を軽視して勉強していたか が分かりますよね。 今年の試験は例年に増してこの特徴が顕著だったため、こっぴどくやられちゃったみたいです。 「センター数学の極意」は模試を受けるときに必ず意識してくださいね。本試験で失敗しないために! ![]() では、次に「第4問」の問題を見てみましょう。 センター数学TAの中でもっとも注意すべき分野の1つが「確率」です。得意、不得意が結構分かれるのも確率 です。得意な人は、作戦としてまず第4問から手をつけると聞きます。 確率のポイントはー (1)正しく文章を読み取る(読み違えた地点でアウト!) (2)絵を描いてビジュアル的にとらえる(センターの極意A) (3)和の法則を使うときに常にダブリがないかに注意する さあ、しっかり考えてから解答解説をみてね。 ![]() ![]() どうです? この問題も得点率が低かったとのことです。 ポイントは異なる数字の玉を「重複順列」でカウントすることです。そこさえ気がつけば得点できたんじゃないでし ょうか。絵を描いて具体化すれば見えてくるんですが・・・・・・ もっとも、第3問のショックを引きずってのことですから精神的にきつかったかもしれませんね。 以上で、第3問と第4問の分析を終わります。 繰り返しになりますが、この2問の得点率が低かったということは、センター数学の特徴である「誘導」「具体化」 が馴染んでいなかったからですよね。 とくに第3問での誘導にきっちりと乗れなかったため異常に時間を奪われ てしまい、いつもならゲットできる第4問までできなかったということです。 これからセンター数学を受験するみなさんは、必ず「センター数学の極意」を意識して過去問・模試問にあたって くださいね。 それじゃ、おつかれさまでした・・・・・・・・・・・・・・ ![]() |
